浅草を歩いてきました。雷門や仲見世の賑わいを横目に、境内の脇にある見どころや奥浅草の静かなスポットを巡る散歩です。
雷門からスタート
浅草といえば雷門や仲見世、本堂が定番ですが、今回はあえて本堂には立ち寄らず、境内の脇や裏側にある見どころを巡りながら、奥浅草方面へ歩いてみました。
浅草寺は裏が楽しい
雷門の前は、外国人観光客と修学旅行生で大混雑です。ここでは「平日さんぽ」の恩恵はなさそう。それでも、混み合う浅草寺にも、意外とゆっくり見て回れる場所が残っています。
見逃される雷門裏の像
正面の大きな提灯の前では、写真を撮るのに列ができています。表側には有名な風神・雷神像も安置されていますが、裏側の「天龍像」と「金龍像」はゆっくり眺めることができました。
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仲見世通りも裏道を歩く
浅草寺の境内に続く「仲見世通り」も人混みで歩きづらい状態ですので、1本裏を歩きました。それにしても「いちご飴」を売る店が多すぎ。仲見世もずいぶん変わったな😓
江戸っ子のセンスに驚く久米平内堂
宝蔵門の手前に「久米平内堂」がありました。縁結びの神様らしいけど、「踏みつけ」が「文付け(恋文)」に転じて、「縁結びのパワースポット」って変わりすぎじゃないかな。
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| 久米平内堂 |
武士・久米平内は、多くの人を斬ったことを悔やみ仏門に入りました。生前の罪を償うために、自らの石像を人通りの多い仁王門付近に埋め、多くの人に踏みつけてもらうことを願ったと伝えられています。
松尾芭蕉も詠んだ時の鐘
弁天堂の脇にある「時の鐘」。戦時中の供出も戦火も免れて、江戸から残っているというから驚きです。
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| 時の鐘 |
松尾芭蕉の「花の雲 鐘は上野か 浅草か」は有名ですけど、この鐘のことだとは知りませんでした。
誰も気づかない御神木
二天門の近くにある「イチョウの木」は樹齢800年といわれる大木です。 源頼朝が地面に挿した枝が育ったと伝えられる浅草寺の「御神木」ですが、この大木を見上げている人はほとんどいませんでした。
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| 御神木のイチョウ |
浅草神社を訪ねる
浅草寺の本堂は戦後に再建されたものですが、「浅草神社」と「被官稲荷神社」は戦災を免れ、江戸時代の建築が今も残っています。
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| 浅草神社 鳥居 |
浅草神社の御祭神は漁師たち
三社祭で有名な「浅草神社」ですが、その御祭神が浅草寺の観音様をすくい上げた漁師たちだとは知らなかった。だから社紋が投網なのか😲
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| 浅草神社 拝殿 |
御朱印は直書きでいただけました。
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| いただいた御朱印 |
新門辰五郎ゆかりの被官稲荷神社
浅草神社の裏手に鎮座する「被官稲荷神社」。小さなお社だけど、創建当時の杉皮葺の姿を見ることができます。あの有名な町火消の頭領であった新門辰五郎が奉納した鳥居も残っています。
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人混みを抜けて奥浅草へ
浅草寺の裏手から観光客の流れを離れ、「奥浅草」方面へ向かいます。この辺りまで来ると、人通りもだいぶ落ち着いてきました。
市川團十郎より青蛙神に興味津々
浅草寺の本堂裏広場に建つ「九代目市川團十郎像」。外国人観光客の方たちが、代わる代わる写真を撮っていました。歌舞伎は世界的な人気なんですね。
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| 戦時中に供出されたものを復元したそう |
この銅像の裏には多くの碑が建っているのですが、その中で妙に気になったものがありました。「青蛙神」(せいあじん)なんて初めて知った。
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| 青蛙神像と説明文 |
水路だった山谷堀を歩く
浅草寺の本堂裏から15分ほど歩くと、かつては水路だった「山谷堀公園」に出ました。江戸時代には、「猪牙舟(ちょきぶね)」でこの水路を通って吉原へ遊びに行くのが粋だったそうです。
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| ここが水路で舟が浮かんでいたと想像してみた |
大根だらけの待乳山聖天
山谷堀公園から少し歩くと、「待乳山聖天」(まつちやましょうでん)に到着です。正式には本龍院といって、浅草寺の支院のひとつだそうです。
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| 提灯にはシンボルの大根マーク |
待乳山聖天では、大根を聖天様にお供えして祈願するのが参拝作法だそう。参拝するほとんどの方が大根を持ってます。独特すぎて驚きです😳。
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| 参道で売られているのは、花束、線香、そして大根…… |
こちらでは、本堂に入って参拝することができます。本堂内では、御本尊の前には大根が山積みです。他のお寺では見られないシュールさですが、その中にも、お寺独特の落ち着く空気が流れていました。
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| 本堂内は撮影禁止 |
御朱印も本堂内でいただけます。
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| 直書きでいただけました |
本堂の脇には、前日にお供えされた「お下がり大根」が用意されていて、参拝者はいただくことができます。おかげさまで、その後3日ほど大根料理が続きました😅。
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| 遅い時間にはなくなってしまうこともあるらしい |
沖田総司終焉の地を探して今戸神社へ
今日の最後の目的地は「今戸神社」です。ドラマ『恋つづ』の聖地や恋のパワースポットとして知られ、境内には台湾から来た若い女性の姿が目立ちました。
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| 今戸神社 拝殿 |
今戸神社は、「恋結び」や「招き猫発祥の地」として知られていますが、「沖田総司終焉の地」とされていることでも有名です。(諸説ありますが……)
神社の境内に屯集していた幕医・松本良順の私邸で沖田が結核の療養生活を送っていた歴史が残されています。
沖田総司終焉の地として訪れてみましたが、歴史を感じさせるものは小さな石碑のみ。恋愛成就の神社として訪れている人が多いようでした。
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御朱印は、書き置きでカジュアルな感じです。
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| 字体もかわいい御朱印 |
浅草でも人混みを避ければ、まだまだゆっくり見て回れる場所があります。おおよそ4時間、15,000歩の散歩でした。
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